親知らずって絶対抜かなければいけないの?
親知らずを抜いておたふくのように頬が腫れた人を見たら、親知らず抜きたくないな…なんて思いますよね。 そんな方に朗報です!親知らずが生えてきたからと言って必ずしも抜く必要はないのです。
そもそも親知らずってどうしてみんな抜いているのか疑問ですよね。 今回はそんな親知らずについて見ていきましょう。
親知らずとは?
親知らずとはその名の通り、『親に知られることなく生えてくる歯』だからです。 親知らずは親知らずという名がついておりますが、他の歯と同じ立派な永久歯に変わりはないのです。
では、なぜ他の歯と同じ立派な永久歯なのに抜かなければいけないのか。 それは他の歯のように真っすぐに生えてくる事が少ないことが挙げられます。 大抵の親知らずは斜めや横に生えてくるので、磨き残しが生じ、虫歯や歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
また親知らずだけでなく、その隣の健康な歯まで悪影響を及ぼしてしまうので抜いた方がいいとされているのです。
抜かなくていい場合はどんな時?
ただ冒頭でも述べたように親知らずだからと言って必ずしも抜く必要はないのです。 それは真っすぐに生えてきて、磨きやすく、噛み合わせも問題ない場合と、骨に埋まっている状態で周りに悪影響を与えることがないような場合です。
そんな時は無理に抜く必要はありません。 それに将来、歯が必要になったときに親知らずを移植することも可能なので、そのままにしている方がいいこともあるのです。
ご自身の親知らずに関しての心配、埋没具合その他経過観察についてのご相談は、ぜひ一度当院のドクターにお尋ねください。