こちらのQ&Aでは、ただなわデンタルクリニック下北沢・ただなわデンタルクリニック祐天寺のスタッフが皆様の歯に関するQ&Aをお答えしていきます。
詰め物が取れた時
子供の歯に詰め物をした場合、その詰め物が取れるというケースが多々あります。
それは、
- 子供の乳歯は、永久歯へと生え変わる
- 子供の乳歯は、永久歯よりも柔らかい
といった理由から、子供の乳歯に対する詰め物は、大人の永久歯に対する銀歯等の詰め物と違って精巧に作る事が難しいのです。
ですので、冒頭に述べた様な、詰め物が取れるといったケースが多発するんです。
実際に自分のお子様の歯の詰め物が取れた際は、
お子様が詰め物を誤飲しないように保護者が保管し、すぐに歯医者に行きましょう。
絶対に放置はしてはいけません。
詰め物が取れる原因について
自分のお子様の歯の詰め物が取れてしまうのには、いくつかの原因があり、それらを探っていくのが重要です。
下記に簡単に症状別のパターンを示しますので、実際にどのような状況下で起こったのかを確認して、担当医にご相談ください。
(1)乳歯は、永久歯よりも歯に厚みがないため、詰め物も薄くなってしまうので取れやすい。
(2)乳歯の詰め物には、銀合金が使われています。さびやすくてセメントの接着力が落ちやすいため取れやすい。
(3)歯の生え変わりの時期だと、歯が動いたり隣の歯が生えてくることによって、詰め物がはずれやすくなる。
(4)ガムやアメを食べたり、歯軋りをする子は詰め物が外れやすい。
(5)子供は唾液が多いため、詰め物を留めるセメントの力が弱まるため外れやすくなる。
(6)治療を嫌がってしまう事があり、そういう場合には精度が劣ってしまいとれやすくなる。
以上のような理由が挙げられます。
詰め物が取れてしまった場合、虫歯が進行したり歯が欠けたりしていなければ、付け直すことが出来ます。