こちらのQ&Aでは、ただなわデンタルクリニック下北沢・ただなわデンタルクリニック祐天寺のスタッフが皆様の歯に関するQ&Aをお答えしていきます。
顎関節症について
耳のすぐしたに手を当てて口を空けたり閉じたりしてみてください。
動く骨があるのがわかると思います。これが顎関節です。
顎関節症には、様々な症状があります。
- 口を開けたり閉じたりした時に痛みがある。もしくは何もしなくても痛む時がある。
- 口が開け難くなった
- 口を開ける時や食事の時に耳の前の辺りでボキッもしくはミシッという音がする。
顎関節症の原因は、かみ合わせ・ストレス・歯ぎしりなど様々です。
また、複数の原因が積み重なって顎関節症になることもあります。
顎の耐久性には個人差があり、耐久力を超えると顎関節症が発症すると考えられています。
顎関節症の治療方法は、スプリント療法というマウスピースのような物の装着や関節の運動訓練、薬物治療などを組み合わせて行います。
症状によっては、歯並びの矯正、関節への注射、手術などが必要となることもあります。
先ほどご紹介した顎関節症の症状に当てはまる場合は、
- 「大きく口を開けないようにする」
- 「堅くて噛みごたえのあるものを控える」
など、顎関節やまわりの筋肉に負担をかけないように気を付けてください。
顎関節症を治療しないで放置してしまい、不自然な噛み方を続けてしまうと症状が重くなってしまう可能性もあります。
また、精神的にもあまりよくありません。
痛みの原因として思い当たる事がある場合には原因を取り除くようにして下さい。
1週間ほど様子をみても症状が改善しない場合には、直接ご相談下さい。