キッズコーナー・全室完全個室下北沢の歯医者|下北沢歯科医院

予防歯科・クリーニング

未来のための予防歯科

未来のための予防歯科

「歯医者さんは歯が悪くなってから行く場所」…そう考えてはいませんか?
当院は、その考え方を根本から変えたいと願っています。
私たちが目指すのは「治療」のためではなく、「健康を守りさらに向上させる」ために気軽に通っていただけるクリニックです。
虫歯や歯周病は一度進行してしまうと、完全に元の健康な状態に戻すことは非常に困難です。
治療によって歯を削ったり神経を取ったりすれば、その歯の寿命は確実に短くなっていきます。
私たちの真の目標は患者様のお口の中から治療が必要な病気をなくし、生涯にわたって健康で美しい状態を維持し続けることです。

「治療中心」から「予防中心」へ

天然歯を守り抜くために

一度削って詰め物をした歯、神経を取り除いた歯は残念ながら決して元の強度を取り戻すことはありません。
治療を繰り返すたびに歯は少しずつ弱くなり、結果として抜歯という結末を迎える可能性が高まります。
定期的な検診とプロフェッショナルケアによって、虫歯や歯周病の発症そのものを未然に防ぐこと。
それこそが、皆様が生まれ持ったかけがえのない歯を長く健康な状態で保つための方法なのです。

生涯の医療費を抑えるために

下の図は定期的に予防に取り組む方と、痛みが出た時だけ治療を受ける方の80歳までにかかる歯科治療費の推計を比較したものです。

生涯にわたる医療費負担を軽減するために

「痛くなってから治療する」というサイクルを繰り返していると、その都度大きな治療が必要となり結果的に生涯で支払う医療費は高額になりがちです。
一方で定期的に予防ケアを受けている方は、もし虫歯や歯周病が見つかったとしてもごく初期の段階で対処できるため、生涯のトータルで見た場合の医療費負担はむしろ大幅に抑えられるというデータがあります。
予防のために定期的に通うことは未来の健康への投資であると同時に、将来の経済的な負担を軽減するための選択でもあるのです。

全身の健康をお口から支えるために

近年、お口の健康状態が全身の健康と密接に関わっていることが多くの研究によって明らかになっています。
特に歯周病は、その原因となる細菌や炎症によって生じる物質が歯茎の血管を通じて全身の血流に入り込み、糖尿病の悪化、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管疾患、さらには誤嚥性肺炎や早産・低体重児出産など様々な病気のリスクを高めることが分かっています。
お口の中を常に清潔で健康な状態に保つことは、単に歯を守るだけでなく体全体の健康を守ることにも繋がっているのです。

専門家チームによるきめ細やかな予防ケア

歯科衛生士による継続的なサポート

歯科衛生士による継続的なサポート

当院では患者様一人ひとりに対して、できる限り毎回同じ歯科衛生士が担当させていただいています。
これによりお口の中のわずかな変化にも早期に気づきやすくなり、問題が大きくなる前に対処することが可能です。
また継続的に関わる中で患者様との間に自然な信頼関係が生まれ、日々のケアに関する疑問やお悩みなども気兼ねなくご相談いただけるようになります。

プロフェッショナルケア

バイオフィルムとは

プロフェッショナルケア

毎日丁寧に歯を磨いていても、ご家庭でのセルフケアだけでは落としきれない汚れが存在します。
その代表格が歯の表面に強固に付着する「バイオフィルム」です。
バイオフィルムとは様々な種類の細菌が寄り集まって、自らネバネバとしたバリアを作り出しまるで要塞のように歯の表面に定着したものです。
この頑固なバイオフィルムは歯磨きだけでは完全に除去することが非常に難しいため、定期的に歯科医院を訪れ専門家によるクリーニングを受けることが極めて重要になるのです。

主なクリーニングメニュー

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

歯科衛生士が専用の回転ブラシやラバーカップ、フッ素が配合された特殊な研磨ペーストなどを用いて歯の表面を一本一本丁寧に磨き上げる、いわば「歯の徹底的な大掃除」です。
歯の表面に付着したバイオフィルムを物理的に破壊・除去すると同時に、コーヒーや紅茶、タバコのヤニなどによる着色汚れも効果的に落とし歯が本来持っている自然な白さとツルツルとした光沢を取り戻します。

スケーリング(歯石除去)

歯垢が唾液中のカルシウムなどのミネラル成分と結びついて石灰化し、文字通り石のように硬く固まったものが「歯石」です。
歯石の表面はザラザラしているため、その上にさらに歯垢が付着しやすく歯周病を発症させたり悪化させたりする大きな原因となります。
歯石は一度形成されてしまうと、歯磨きで取り除くことは不可能です。
当院では超音波スケーラーとハンドスケーラーを患者様のお口の状態に応じて適切に使い分け、歯や歯茎の組織を傷つけないよう細心の注意を払いながら丁寧に歯石を取り除きます。

ブラッシング指導(TBI)

セルフケアの質を高めることは予防歯科における基盤です。
担当の歯科衛生士が患者様一人ひとりのお口の状態や歯並び、現在お使いの歯ブラシの種類や磨き方の癖などを詳細に把握した上で、その方に合った効果的な歯ブラシの選択や正しい持ち方・当て方・動かし方などを具体的にアドバイスいたします。
また、デンタルフロスや歯間ブラシの適切なサイズの選択と正しい使い方も分かりやすく丁寧にお伝えします。

フッ素塗布

フッ素には歯の表面のエナメル質をより酸に溶けにくい構造へと強化する効果があります。
また虫歯菌の活動そのものを抑制する働きや、ごく初期の虫歯によって失われたミネラルを再び歯に取り込ませる「再石灰化」を助ける働きもあります。

先進のクリーニング機器「エアフロー」

エアフローとは

エアフローは水と粒子が非常に細かい特殊なパウダーを、圧縮空気の力でジェット水流として歯の表面に吹き付けることによりこびりついた汚れを効果的に除去するシステムです。
従来の回転ブラシやカップなどとは異なり、歯の表面に器具が直接触れることがないため歯や詰め物・被せ物、インプラント体などを傷つける心配がありません。

エアフローの特徴

特徴 詳細
痛みや不快感が少ない 歯の表面を擦ったり器具で引っ掻いたりすることがないため、非常にソフトで優しい感触で処置を進めることができます。知覚過敏がある方でも不快感をほとんど感じることなくリラックスしてクリーニングを受けていただけます。
短時間で高い清掃効果 強力なジェット水流と微細なパウダーの相乗効果によって、ご自身の歯磨きでは落とせないような頑固なコーヒーやお茶、タバコのヤニといった着色汚れや歯周ポケット内部に潜むバイオフィルムを比較的短時間で効率的に一掃することが可能です。
隅々まで徹底清掃 微細なパウダー粒子が歯と歯の間の狭い隙間や、歯並びが重なり合っている場所、矯正治療中のブラケット装置の周りといった通常のクリーニング器具では清掃が困難だったアクセスしにくい部位にも効果的に到達し、隅々まで徹底的に汚れを除去することができます。

なおエアフローによるクリーニングは、より高度な専門性と効果を追求する処置となるため自由診療としてご提供しております。

よくあるご質問

歯磨きは毎食後必ずしないといけないのでしょうか?

お口の中を常に清潔に保つという観点からは、毎食後の歯磨きが理想的です。
しかしそれ以上に重要なのは回数よりも「磨き残しなくしっかりと汚れを落とせているか」というケアの質です。 もしお仕事などの都合で毎食後の歯磨きが難しい場合は、例えば一日一回就寝前などに十分な時間をかけデンタルフロスや歯間ブラシも併用しながら丁寧なケアを実践する習慣をつけましょう。

歯のクリーニングはどのくらいの頻度で受けるのが良いですか?

患者様一人ひとりのお口の状態や虫歯・歯周病へのなりやすさ、生活習慣などによって推奨される頻度は異なります。 一般的には3ヶ月から半年に一度のペースでの定期的な検診とプロフェッショナルクリーニングをおすすめしています。 担当の歯科医師または歯科衛生士が皆様のお口の状態を拝見した上で、その方に合った受診間隔をご提案させていただきます。

クリーニングを受けると歯は白くなりますか?

クリーニングは歯の表面に付着した茶渋やヤニなどの着色汚れを効果的に除去するため、歯が本来持っている自然な色が蘇り「白くなった」と感じられる方が多くいらっしゃいます。
しかしクリーニングはあくまで「汚れを落とす」処置であり、歯そのものの色を元の色以上に白くする(漂白する)効果はありません。 歯自体の色をさらに明るく白くしたい場合は「ホワイトニング」という別の専門的な処置が必要となります。

未来の健康への確かな一歩を

未来の健康への確かな一歩を

予防歯科は単に将来の虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、皆様の未来の健康と豊かな人生を守るための投資の一つであると私たちは考えています。
歯の痛みや治療への不快感から解放された快適な毎日を送るために。
そして生涯にわたってご自身の歯で美味しく食事を味わい、心からの笑顔で語り合う喜びを享受するために。
私たち当院の専門家チームと一緒に、今日から「予防」という新しい習慣を始めてみませんか。
皆様の輝く未来をお口の健康という側面から全力でサポートいたします。

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