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歯のコラム

インプラント治療後に腫れる原因は?対処法と注意点も


インプラントが腫れているイメージ

こんにちは。世田谷区北沢、京王井の頭線・小田急線「下北沢駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック下北沢歯科医院」です。

インプラント治療は、失った歯を補うための高度な治療法であり、見た目や噛む機能を回復できる点から多くの方に選ばれています。しかし、インプラント治療は外科的な処置を伴うため、術後に腫れが生じることがあります。そのため、事前に腫れる原因や予防法、腫れが生じた際の対処法について理解を深めておくことが大切です。

今回は、インプラント治療後に腫れる原因や対処法、確認しておくべき注意点について解説します。インプラント治療を検討されている方や、インプラント治療を受けたあとに腫れが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療後に起こる腫れの原因

インプラント治療後に腫れた頬をおさえて痛がる男性

インプラント治療を終えたあと、歯ぐきやあごの周囲が腫れるのは珍しいことではありません。

しかし、その腫れにはいくつかの原因があります。手術による一時的な反応である場合もあれば、炎症や感染が関係しているケースもあります。そのため、原因を正しく理解し、適切に対応することが大切です。

ここでは、インプラント治療後に起こる腫れの主な原因を解説します。

手術直後の腫れの原因

インプラント手術後に生じる腫れは、多くの場合、傷口が治癒する過程で自然に起こる反応です。歯ぐきや顎の骨に人工歯根を埋め込む際、体はダメージを受けた組織を修復しようとし、その過程で炎症が起こって腫れが出やすくなります。

特に、手術中に骨を削ったり、歯ぐきを大きく切開したりする処置が行われた場合、腫れが強く出ることがあります。また、手術の時間が長引いた場合や、インプラントの本数が多い場合も、炎症反応が強くなりやすいです。

通常、こうした腫れは手術の翌日から2〜3日目にかけてピークを迎え、1週間ほどで徐々に落ち着いていきます。体の自然な治癒反応の一部なので過度に心配する必要はありませんが、腫れが悪化していく場合や、1週間以上経過しても落ち着かない場合は注意が必要です。

治療完了後の腫れの原因

インプラント治療が完了したあとに腫れや痛みが生じる場合、インプラント周囲炎を起こしている可能性があります。インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に細菌が感染し、歯ぐきや骨に炎症が広がる病気です。進行するとインプラントを支える骨が破壊され、最終的にはインプラントが脱落することもあります。

腫れだけでなく、出血や違和感、口臭などの症状を伴うことも多く、放置するとインプラントの脱落にもつながるため早期の対応が必要です。

また、噛み合わせに問題がある場合も、インプラントに不自然な力が加わり、周囲の組織に炎症や腫れを引き起こすことがあります。

インプラント治療後に腫れが現れる期間

カレンダーと一週間と書かれた木のブロック

インプラント治療後の腫れは、多くの場合、術後2〜3日目をピークに現れます。この期間は、体が手術によるダメージに反応し、自然な炎症反応を起こしている状態です。時間の経過とともに腫れは徐々に引いていき、一般的には1週間ほどで目立たなくなります。

ただし、腫れの出方には個人差があり、すべての人に同じように症状が出るわけではありません。また、骨造成術を併用した場合などは、腫れが強くでたり長引いたりすることもあります。

血行が良くなると腫れが増す可能性があるため、術後2〜3日はできるだけ安静に過ごすことが大切です。なお、術後1週間以上経っても腫れが引かない場合や、日に日に悪化しているような場合は、感染症などのトラブルが隠れている可能性もあるため、早めに歯科医院で相談しましょう。

インプラント治療後に腫れるときの対処法

インプラント治療後に腫れた患部をアイスパックで冷やす人

インプラント治療後に腫れを感じた場合でも、ほとんどは適切な対処を行うことで症状を抑えられます。ここでは、自宅でできる主な対処法について紹介します。

患部を冷やす

インプラント手術から24〜48時間ほどは、頬やあごの外側から冷やすことで腫れや痛みを和らげられるでしょう。冷やす際は、氷や保冷材をタオルで包み、10〜15分ほど当てたら少し休むというサイクルを繰り返します。

強く冷やしすぎたり長時間続けたりすると、かえって血流が悪くなり、治りが遅くなることもあるため注意が必要です。また、手術部位を直接触ったり押したりすることは避けましょう。あくまでも外側からやさしく冷やすようにしてください。

頭を高くして寝る

インプラント治療後の腫れを軽減するには、寝るときの姿勢も大切です。仰向けで寝ていると、体液が頭部に集まりやすくなり、腫れが強く出ることがあります。そのため、枕の下にバスタオルを重ねて敷くなど、頭の位置を少し高くして寝ると良いでしょう。この姿勢をとることで、顔の血流やリンパの流れがスムーズになり、腫れの悪化を防ぎやすくなります。

治療した部分を下にして横向きで寝ると、圧迫されて痛みや腫れがひどくなることがあるため注意が必要です。睡眠中の体勢を少し意識するだけでも、回復は早くなります。インプラント手術のあと数日は、ゆったりとした姿勢で無理のない体勢を心がけるようにしましょう。

鎮痛剤を適切に使用する

腫れに伴う痛みや不快感がある場合には、歯科医師が処方した鎮痛薬を正しく服用することが重要です。処方された薬は、術後の炎症や痛みを抑えるために必要なものであり、用法・用量を守って使用することで症状の軽減が期待できます。

自己判断で市販薬を追加したり、処方外の薬を使用したりするのは避けるべきです。薬の効果が感じられない場合や痛みが強くなる場合には、無理に我慢せず、速やかに歯科医院へ相談しましょう。

食事内容に気をつける

術後の食事は、腫れを悪化させないために非常に重要です。硬い食べ物や熱い料理、刺激の強い調味料は避け、やわらかくて常温に近いものを選ぶようにしましょう。

おかゆや煮込みうどん、ヨーグルト、具なしのスープなど、噛む力がほとんど必要ないものを中心にすると、患部への負担を軽減できます。また、食べ物が直接インプラント周辺に触れないよう、反対側の歯で噛むことを意識するのもポイントです。

清潔な状態を保つ

治療後の口腔内はとてもデリケートな状態になっているため、細菌が繁殖しないように清潔な環境を保つことが大切です。歯みがきは、手術部位は刺激しないようにしながらほかの部分は丁寧に行いましょう。

また、歯科医院で処方されたうがい薬がある場合は、指示通りに使用してください。

さらに、定期的に歯科医院で行うクリーニングも重要です。歯垢や歯石がたまると炎症の原因になることがあるため、歯科医師や歯科衛生士によるチェックや清掃を受ければ健康な状態を維持しやすくなります。

喫煙・飲酒を避ける

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、傷口への血流を妨げます。その結果、必要な酸素や栄養が届かず、腫れが長引いたり傷の治りが遅くなったりすることがあります。

また、お酒には血行を促進する作用があり、手術後の患部に炎症が起きているときに飲酒すると、血流が過剰になり腫れや出血の原因になる可能性があります。インプラント手術後の数日は、できるだけ喫煙や飲酒を避けることが、スムーズな回復に役立ちます。

インプラント治療後に腫れを悪化させないための注意点

ビックリマークを虫眼鏡で確認するイメージ

インプラント手術後の腫れは、通常であれば数日で落ち着きますが、過ごし方や生活習慣によっては症状が長引いたり悪化したりすることがあります。

まず大切なのは、手術当日の過ごし方です。術後すぐは体が敏感な状態にあり、無理をすると腫れや痛みが増すことがあります。インプラント治療を受けた日は、できるだけ安静に過ごし、無理に動いたり長時間歩き回ったりするのは避けましょう。

次に、血行を促進するような行動も腫れを助長する原因となります。たとえば、熱いお風呂に長時間浸かったり、激しい運動をしたりすると、血流が良くなって腫れが悪化することがあります。

また、飲酒や喫煙は血流や免疫に悪影響を与えるため、術後は控える必要があります。手術当日や翌日は、軽めのシャワー程度にとどめ、飲酒や喫煙は控えましょう。

さらに、栄養バランスの取れた食事を心がけることも大切です。タンパク質やビタミン類をしっかり摂るようにしてください。

インプラント治療後に腫れが続くときは

インプラント治療後に腫れが続いて歯科医の診察を受ける男性

インプラント治療後の腫れは通常1週間ほどで引いていきますが、1週間以上続く場合や、日ごとに悪化するような場合は注意が必要です。こうしたケースでは、インプラント周囲炎などの感染症を起こしている可能性があります。

また、痛みや発熱を伴う場合は、体が炎症状態にあるサインかもしれません。そのまま放置するとインプラント自体に悪影響を及ぼす危険があるため、できるだけ早く歯科医院で診察を受けましょう。

早めの対応が回復を早め、トラブルの拡大を防ぐ鍵となります。

まとめ

インプラント治療に満足して微笑むシニア女性

インプラント治療後に見られる腫れは、多くの場合、手術に対する自然な反応であり、適切なケアを行えば数日から1週間ほどで落ち着きます。

しかし、腫れの原因には複数の要素がかかわっており、場合によっては感染や体調不良が関係していることもあります。特に、腫れが長引く、痛みが強まる、熱を伴うといった異常が見られた場合には、自己判断で放置せず、速やかに歯科医院を受診することが大切です。

また、手術後の過ごし方や生活習慣も、腫れの度合いに影響を与えます。安静を保ち、正しい方法で冷却する、喫煙や飲酒を控えるといった基本的なケアを意識することで、回復を早められるでしょう。

インプラント治療を成功させるためには、腫れの状態に注意を払いながら、無理のない生活を心がけることが重要です。

インプラント治療を検討されている方は、世田谷区北沢、京王井の頭線・小田急線「下北沢駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック下北沢歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、皆様と真の信頼関係を築くために、初診のカウンセリングから精密な治療、治療後の予防・クリーニングに至るまで、すべての時間を歯科医師が一貫して担当しています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント治療などにも力を入れています。

治療メニュー一覧はこちらご予約も受け付けておりますので、ぜひ参考にしてください。

■この記事の監修者

忠縄 龍哉(ただなわ たつや)

経歴
  • 愛知学院大学歯学部 卒業
  • 日本大学歯学部付属歯科病院にて勤務
  • 都内歯科医院にて地域医療に従事(訪問診療含む)
  • 都内大型医療法人インプラントセンターにて勤務
  • ただなわデンタルクリニック下北沢歯科医院 開院
  • ただなわデンタルクリニック祐天寺歯科 開院
修了研修・学会等
  • 日本口腔インプラント学会 所属
  • 日本顎咬合学会 所属
  • 日本審美歯科学会 所属
  • UCLAインプラントプログラム 修了
  • サイナスリフトオペプログラム 修了
  • ノーベル・バイオケア 認定
  • オステムインプラント臨床研修歯科医院
  • インビザライン矯正認定ドクター

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