重症化した虫歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
重症化した虫歯を抜歯後にインプラントで治療した症例
こちらの患者さまは、左下一番奥の歯が噛むと痛いとのことで来院されました。
レントゲンでの検査の結果、他院で治療した補綴物の中に二次むし歯ができ神経まで到達し、根っこの先まで膿が溜まってしまったことが痛みの原因であったことがわかりました。
患者さまは、なるべく早く痛みを取りたいとのことで抜歯を希望されました。その後の治療については、患者さまと相談し、インプラント治療で咬み合わせを回復する計画と立てました。
インプラント手術の実施
骨が無くなってしまっている部分が下歯槽神経までいってしまっていたため、まずは抜歯と同時に骨を作る処置のみを行い、5ヵ月して骨ができているのを確認した後にインプラントを埋入を行いました。
上部構造の装着・治療完了
インプラントと顎骨がしっかりと結合したことを確認した後、製作した上部構造を装着し、咬み合わせを調整して治療完了です。治療後は、もともとあった歯と同じようにしっかりと噛むことができ、大変満足していただいております。
年齢・性別 | 30代 男性 |
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治療期間 | 約8ヵ月 |
治療回数 | 9回 |
治療費(税込) | インプラント治療(上部ジルコニア含め) 407,000円 骨造成 198,000円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |