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インプラント治療が困難なケースとは?

投稿日:2024年11月21日

カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ

インプラント治療が困難なケースについて

インプラント治療が困難なケースについて

下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。

インプラント治療は天然歯のような自然な仕上がりになり、入れ歯やブリッジに比べてしっかりと噛めるため、近年では歯を失われた際の治療法として選択される方が増加しています。

しかし、インプラント治療は一般的な歯科治療と異なり、外科処置が必要となるため、口腔内の状態や年齢、持病の有無によっては適用できないケースもあります。

そこで今回のブログでは、インプラント治療が困難となるケースについてお話したいと思います。下記のような場合は、インプラント治療が適用できないことがあります。

骨量が少ない(骨粗鬆症など)

インプラント治療は顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して歯の機能を回復します。そのため、インプラント治療を適切に行うためには骨量や骨の状態がとても重要になります。

歯を失ってから長期間が経過している場合は、骨に刺激が伝わらなくなり、少しずつ骨が痩せていきます。また、骨粗鬆症の方は骨の密度が低下して脆くなるため、インプラント治療が適用できなかったり、骨を増やす処置が必要になります。

未成年

未成年については顎骨が成長段階にあり、埋入したインプラントが安定しなかったり、顎骨の発育にも悪影響を及ぼしたりする可能性があるため、インプラント治療が適用できません。

多数の虫歯や歯周病がある

虫歯や歯周病がある場合は、インプラントの埋入手術の際に細菌感染を起こす可能性が高くなります。手術の際に細菌感染が起こると、インプラントと顎骨がきちんと結合しない場合があります。また手術が成功しても、インプラント周囲炎のリスクが高くなるため、虫歯や歯周病が多数ある場合はまずそちらの治療が必要となります。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、とても強い力が歯や歯周組織にかかります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、インプラント手術の成功率が低下するだけでなく、インプラント周囲炎のリスクが高くなったり、上部構造の破損や骨の健康状態に悪影響を及ぼしたりする可能性があるため、状態によっては、インプラント治療が適用できないことがあります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、それらの対策や治療を優先することをおすすめします。

全身疾患がある

全身疾患の影響によってインプラント治療が適用できないことがあります。糖尿病を患っている方で血糖値のコントロールが困難な場合は、免疫力が低下している可能性があるため、インプラント手術に時間がかかったり、術後にインプラント周囲炎を引き起こすリスクが高くなります。

また、腎疾患を患っている方で人工透析を受けている場合は、免疫力の低下をはじめ、手術の際に細菌が全身に巡るなどのリスクがあるため、インプラント治療が受けられません。

喫煙している(ヘビースモーカー)

喫煙者の方はインプラント治療を受けられない可能性があります。煙草を吸うと、ニコチンや一酸化炭素によって血流が悪くなり、歯周組織に十分な血液や酸素が供給されなくなるため、傷口の治癒力や免疫力が低下します。治癒力や免疫力が低下すると、インプラントと顎骨がきちんと結合しなかったり、細菌感染リスクが高くなったりするため、手術の失敗やインプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。

下北沢でインプラント治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。

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