インプラントの治療後に気をつけることはありますか?
こちらのQ&Aでは、ただなわデンタルクリニック下北沢・ただなわデンタルクリニック祐天寺のスタッフが皆様の歯に関するQ&Aをお答えしていきます。
インプラントについて
インプラントの治療では、個人差にもよりますが、安静期間も含めると1年程の期間が必要となる長期スパンで行う治療となります。
インプラントの治療に関する記事を以前、当HP内のこちらの記事でまとめましたので、詳しい治療内容について知りたい方は、是非参考にしてください。 そんなインプラントについて、今回は実際に治療を行なった後についての話をしたいと思います。
インプラントの治療後の注意点
まず、外科処置によりインプラント体を埋め込んだ後、埋め込んだインプラント部が腫れます。 腫れるという現象は、外科処置を行なった後なので自然な反応であり、また通常次第に腫れは引きますので心配は必要ありません。
しかし、いつまで経っても腫れが治らなかったり、一部が紫色に変色していたりした場合、治療を受けた歯科医院に連絡をしましょう。 次に、毎日ご自身の歯をきちんと磨いて虫歯予防するのと同じように、インプラント治療後は、周囲を清潔に保つようにしましょう。
インプラントを長持ちさせるためには、これまで以上に正しいお手入れを持続させる必要があります。 なぜかと言いますと、外科処置によりインプラント体を埋め込んだ事により、インプラント体と骨との結合が、通常の歯と骨との結合よりも弱い為、口腔内で菌が発生すると、インプラントの場合感染し易くなると言ったデメリットがあります。
そうであるので、口の中を清潔にしないと、顎の骨に炎症が起こってしまい、骨がやせてしまうとインプラントを抜かなくてはならなくなります。 それを防ぐ為に、ご自身で行う毎日の歯磨きをこれまで以上に徹底して行うだけでなく、インプラント治療を行なった歯科医院で定期的な経過観察も行う必要があります。
また、インプラントでは、入れ歯のように食べ物を噛む際にガタついたりしません。 なぜなら、入れ歯は粘膜によって支えられていますが、インプラントは顎の骨によって支えられているので、安定面によって勝るからです。 インプラントは見た目が美しいだけでなく、自分の歯の様にしっかりと噛むことが出来ます。